スタンド花はどれくらい日持ちする?置く場所や日持ちさせるポイントについて

開店のお祝いなどに使われることの多いスタンド花。きれいなお花がすぐに枯れてしまっては残念ですよね。そこで、スタンド花はどれくらいの期間日持ちするのか、どんな場所に置いておくのが良いか、どんな花がスタンド花に適しているのかなどを紹介していきます。

スタンド花の日持ち期間について

スタンド花日持ち①

スタンド花は季節により日持ちする日数が異なります。

日光が強く湿度も高くなる夏は、日持ちする期間が3~7日程度と、ほかの季節に比べて短くなります。特にスタンド花は直射日光には弱いので注意が必要です。その他の季節は5~10日程度日持ちしますが、冬の厳しい寒さや雪などには弱いため、置き場所には配慮が必要です。春や秋は、冬や夏に比べて温度や環境の変化が少ないので比較的長持ちしやすい季節であるといえるでしょう。

【春】

5~10日程度(気温10~20度ほどの環境の場合)

【夏】

3~7日程度(気温20~30度ほどの環境の場合)

【秋】

5~10日程度(気温10~20度ほどの環境の場合)

【冬】

5~10日程度(気温5~10度ほどの環境の場合)

スタンド花は置く場所で日持ちする期間は変わる?

スタンド花日持ち②

屋外や屋内、日光の当たる場所、風の強い場所など、置く場所によっても日持ちする期間が変わることがあります。

屋外に置く場合

直射日光や雨風にさらされると日持ちしないことが多くなります。できるだけ日光や雨風を避けられる場所に置くようにしてください。

屋内に置く場合

屋内は日光や雨風で弱ることを避けることができ、長持ちすることが期待できます。気温はできるだけ10度から20度前後を維持するようにしてください。気温が低すぎたり高すぎたりする(5度以下や30度以上)環境に置くと、花が弱ってしまい日持ちしにくくなります。できるだけ風通しの良い窓辺や入り口付近に置くと良いでしょう。ただし、エアコンの送風が花に直接当たると花が弱る原因となるので、エアコンの近くに置くことは避けるようにしてください。乾燥しきった環境も良くありませんが、湿気が多すぎることもカビなどで花が弱ることがあるので、適度な湿度を維持するよう心がけてください。

なお、どんなに新鮮で丈夫な花でも水切れしてしまうと元気がなくなります。給水スポンジに水を足してあげることも忘れずに行いましょう。

花の種類によって日持ちする期間が変わることも

好みの花でスタンド花を作りたいと思っても、日持ちが悪かったら残念ですよね。ここではスタンド花に使われている代表的な花について日持ちする期間を紹介します。

人気のある花の中でも日持ちが良いものは、ユリやラン類、カーネーション、リシアンサス、アルストロメリア、また南国産の花などが挙げられます。季節を問わずスタンド花に使うことができるので便利です。バラやガーベラなどは人気のある花ですが、直射日光や高温に弱いため長持ちしません。

スタンド花を作る場合には、日持ちの良いものだけを使って長持ちするように作ることもできます。しかし、見栄えの良さやデザインにこだわる場合には日持ちしない花を使ってスタンド花の見た目のバランスを取る場合も多くあります。日持ちさせたいのか、それとも見た目の良さを求めて様々な種類の花を使いたいのか、用途によって選ぶのが良いでしょう。涼しい季節であれば日持ちしないタイプの花であってもある程度長持ちするようになるので、デザインを重視してスタンド花を選びやすくなります。

スタンド花の日持ちを長くするためのポイント

スタンド花日持ち③

きれいなお花はできるだけ長く楽しみたいもの。ここではスタンド花の日持を良くする方法を紹介します。

置き場所について

できるだけ直射日光の当たらない屋内に置き、気温や湿度が極端に変化しないような環境を整えておくことをおすすめします。エアコンの風が花に直接当たらないよう、エアコンの近くに置くことは極力避けるようにしてください。風通しが良い窓辺や扉付近に置くのがベストです。

お手入れについて

水切れしていないか毎日チェックして、最低でも1日に1回は水を与えるようにしてください。水がなくなってしまうと日持ちするタイプの花であってもすぐに弱ってしまいます。また、時間とともに弱ってきた花を見つけたら、その花はスタンド花から取り除くようにしてください。弱った花をそのままにしておくと、他の花も弱ってしまう原因になることがあります。すぐに取り除いておけば、残った花が日持ちするようになります。

まとめ

スタンド花は季節や設置する場所、花の種類などにより日持ちする期間が違ってきます。

これらの条件に注意しながら、少しでも長くきれいな状態でお花を楽しみましょう。

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