さまざまなシチュエーションで贈られることがあるスタンド花。
その中で白のスタンド花は特に純白さがあり気品が溢れています。
しかし、贈ったことがない人もいるのではないでしょうか?
マナーや相場金額、どこで買えばいいかなど、いざ準備しようと思ったら悩んでしまいますよね。そこで今回はスタンド花の基本やマナーなどに触れていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
白のスタンド花はどんなときに贈られる?
スタンド花は色によって贈られるシーンが決まります。
開店祝いは赤を含まない色鮮やかなスタンド花、周年祝いや公演祝いは暗めの色を含まないカラフルなスタンド花、慶事では華やかな色合いで存在感がある大きい花のスタンド花、とシーンによって贈られるスタンド花は変わります。
一方、白のスタンド花は主に弔事に贈られることが多いです。
白で統一されて贈られるときもありますが、緑を混ぜて贈られることもあります。
また、近年では弔事のスタンド花に上品な差し色を入れるケースも増えていて、故人が生前に好きだった花を差し色で入れることがあります。
気分を和らげるためにピンク系の花を用いることもありますが、基本的には白と相性の良い色が好まれるようです。
スタンド花の贈り方
さまざまなシーンで用いられるスタンド花ですが、スタンド花の贈り方を知っているという人は意外と少ないのではないでしょうか。
スタンド花をスムーズに贈ることができるように贈り方を紹介します。
購入~配送のオーダー
スタンド花はフラワーショップに普通に売られているわけではありません。
基本的に注文を受けてから製作するアフターオーダー式の商品になります。
また、配送日を注文した人が指定するのが一般的なので、送り先の都合を事前に把握しておく必要があります。
注文するタイミングは遅くても配送する1週間ほど前にはしましょう。
花の種類やデザインなどの要望を受けてもらいやすくなり、搬入の確認も余裕をもって行えるため、早めに注文すると良いでしょう。
デザインについて
スタンド花のデザインは自分の好みのお花を選ぶのではなく、カタログやネットショップに載っている用意されたデザインを選ぶのが一般的です。
もしくは実店舗の店員さんにデザインを任せる場合もあります。
デザインを任せる場合、表現したいイメージや花の種類などを詳しく伝えるようにしましょう。
イメージについては「明るい雰囲気」「落ち着いた感じ」「清楚な感じ」など、ざっくりしたイメージでも大丈夫です。
白のスタンド花に用いられる花や花言葉
白のスタンド花に用いられる花の種類は主に5種類あります。
用いられる花とその花言葉を紹介します。
百合…………………花言葉「純潔」「威厳」
菊……………………花言葉「真実」
アイリス……………花言葉「思いやり」「純粋」
カーネーション……花言葉「純粋な愛」「私の愛は生きています」
デルフィニウム……花言葉「可憐な瞳」
金額や相場はいくら?
スタンド花の相場は買うところや送るシチュエーションによって変わります。
例えば開店祝いや公演祝いだと10,000円~15,000円、周年祝いだと15,000円~20,000円が相場になります。
弔事で贈られるスタンド花の相場は15,000円~20,000円が一般的です。
また、1段のものや2段のもので金額が変わってきますので注意が必要です。
白のスタンド花を選ぶときの注意点
白のスタンド花を選ぶ際に注意点があります。
下にまとめてみました!
搬入できるサイズかどうか
白のスタンド花は主に葬儀のときなどに用いられます。
葬儀会場の大きさによっては搬入できないということにもなりかねませんので、事前に確認しておく必要があります。
スタンド部分を回収してくれるかどうか
スタンド花のスタンドは高さ1メートルを超えるものがほとんどで、花が枯れてしまったあとは邪魔になってしまうことが多くあります。
花が枯れてしまったあと、スタンドを回収してくれないお花屋さんに依頼すると、相手に迷惑をかけてしまうかもしれません。
ですので、スタンドを回収してくれるところを選ぶのが良いでしょう。
まとめ
スタンド花はさまざまなシチュエーションによって贈る花が変わってきます。
祝い事にはカラフルで色鮮やかなスタンド花を、弔事のときは白を基調とした清楚で気品溢れるスタンド花を贈ります。
お花にはそれぞれ特徴や色による花言葉などに違いがあります。
自分の好きなお花を選んで贈るのではなく、シチュエーションに合ったお花を贈るようにしましょう。
特に白のスタンド花を贈る際は失礼のないように注意が必要です。
相手を思いやることを忘れずに素敵なスタンド花を贈ってくださいね!