知人や取引先の方が病院や整骨院などを開院するという時は、新たなスタートの時であり、門出を応援する気持ちと心からの祝福をなんらかの形にして届けたいものです。
そこでおすすめなのがスタンド花です。今回は開院祝いに贈られるスタンド花について、詳しく紹介していきます。
スタンド花が開院祝いに選ばれる理由
スタンド花は開店や開院祝いに選ばれることが多いですが、そもそもなぜスタンド花が選ばれるのでしょうか?
スタンド花は色とりどりのお花で華やかな雰囲気を醸し出すことができるため、贈られる側のイメージを良くすることができるというのが選ばれる理由の一つです。
品があって豪華なスタンド花が飾ってあるだけで、確実に人の目を引くことができます。
たとえ通りがかりの人であったとしても、確実に目を引くことができます。
そのため開院という事実を広く周知したりアピールすることができるというのも喜ばれる理由です。
スタンド花にはたいてい贈り主の名前を入れた立札を付けますが、この立札があることで、贈られる側だけでなく、贈り主の名前も同時に広くアピールすることができて、宣伝にもなるというところも大きなメリットです。
このように華やかで豪華なイメージを演出できるだけではなく、大きな宣伝効果も期待できるため、スタンド花が開院祝いに贈られます。
しかし、普通のお花よりも高価なので予算をきちんと決めておく必要があります。
価格は安価なものでは1万円ほどで、高価なもので5万円前後です。
中には10万円以上するものもあるようですが、贈り主についても宣伝効果が期待できるということを踏まえると、比較的リーズナブルなお値段といえるのではないでしょうか。
開院祝いのスタンド花には胡蝶蘭がおすすめ!その理由とは?
開院祝いのスタンド花には胡蝶蘭が多く選ばれます。
それはなぜでしょうか。具体的な理由を見ていきましょう。
- 見た目が良い
- 花粉・香りが少ない
- 花言葉が良い
「胡蝶蘭」といえば、誰もが思い浮かべるのが、気品があって華やかで清潔感のあるイメージではないでしょうか?
どんな場所でも美しく映えることから「胡蝶蘭」は開院祝いで選ばれることが多いお花です。
特に院系は落ち着いた雰囲気を演出していることが多く、その空間にピッタリマッチします。
さらに、花粉・香りが少ないことから開院祝いのスタンド花に入っていることが多いです。
院系は、何か身体の不調を訴えて利用者がやってきます。そんな場所が花粉だらけでお花臭かったら嫌ですよね。胡蝶蘭であれば、花粉・香りの心配はいりません。
胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでやってくる」という意味があります。
お客さんが舞い込むという意味にも捉えられるので、とても縁起の良いお花です。
立札はどうやって立てるの?
スタンド花には立札を付けるのが一般的ですが、立札には「御祝い」と書いた文字の下に贈り主の名前を入れてもらいます。
贈り主の名前だけでなく、贈り先の名前を入れる場合もあるようです。
名前の入れ方には個人名だけのものや、会社名だけのもの、会社名+個人名、会社名+役職名+個人名、部署や同志一同など、書き方にさまざまなバリエーションがあります。
シーンや用途にふさわしいスタイルを選択して記入してもらうようにしましょう。
立札は、お祝いの気持ちを表すのはもちろんのことですが、贈り主・贈られた側双方の名前を記入することから、大きな宣伝効果も期待できます。
壊れにくくしっかりとした素材の立札に、シーンにふさわしいスタイルで記入してもらいましょう。
立札の素材は一般的には紙や木などが用意されていることが多いようで、無料の場合もありますが、場合によっては有料のケースもあるようです。購入を予定しているお花屋さんに問い合わせてみましょう。
スタンド花を贈る際に気を付けたいこと
開院祝いとしてスタンド花を贈る際には、先方の置き場所やその広さ、贈るタイミングなど、気を付けなければいけないことがいくつかあります。
- スタンド花を置くスペース
- 贈る日にち
- 贈る時間
まず置き場所ですが、相手の状況をあらかじめ確認してから、先方にふさわしいスタンド花の形やサイズを決めるようにします。
贈るタイミングは、十分な配慮が必要になります。
どんな場合でも開院当日というのはたいてい忙しいものですが、当日に届ける場合は混雑するケースもあり、ただでさえ忙しいスタッフの方々に余計な負担がかかってしまいます。
できるだけ開院の当日ではなく、前日に届けるようにしましょう。
開院前日はスタッフの方が不在であったりして、どうしても前日に届けるのが無理な場合は、やむを得ず開院の当日に届けることになります。その場合は、相手と時間を確認して贈るのが良いです。
まとめ
開院祝いには大きなスタンド花よりも、少しスマートなスタンド花がおすすめです。
あまり大きすぎると、待合室で待つ患者さんの邪魔になってしまう可能性があります。
スタンド花の相場は贈る相手との関係で大きく異なります。相場よりもはるかに安いとマナー違反になってしまうこともあるので、できるだけ相場のスタンド花を選ぶことをおすすめします。