スタンド花の送り方を徹底解説!マナーや注意点について

さまざまな場面で送られ、多くの人に親しまれているスタンド花。そこで、スタンド花を送る際のマナーや注意点について調べている人は多くいるでしょう。

せっかくスタンド花を送るなら、送られた側はもちろん、自身も清々しい気持ちになりたいですよね。

今回は、スタンド花を送るときのマナーや注意点といった送り方に関する情報を解説していきます。

スタンド花の送り方1:届け先に送っていいか確認しよう

スタンド花送り方①

基本的にスタンド花は、相手へのお祝い事や弔事のときに送ります。

ただし、こちらの好意で送るものであっても、何の知らせもなく届いたり、数が多すぎたりすると失礼になります。なぜなら、スタンド花はサイズが大きい傾向にあり、回収する必要もあるので、送り相手が処理に困ってしまうからです。

そうならないためにも、「事前にスタンド花を送っていいか」、「大きさはどのくらいにすれば良いのか」、「いつ送れば都合がいいか」などの確認が必要です。

スタンド花の送り方2:公演へ送る場合大きい鉢植えはやめよう

取引先の人が公演をする際にスタンド花を送る人は多くいます。しかし、これも失礼となる場合があります。

公演といっても、1日や2日で終わるものがほとんどです。そのため、公演が終わったあと、相手が持ち帰らないといけなくなります。持ち帰っても、家に置き場がないかもしれません。

また、持ち帰らない人も多くいます。その場合、会場の人が処分するかどうか悩むことになります。

こうならないためには、スタンド花を送らないのが最も良い選択です。

送ることが可能であっても、大きい鉢植えではなく、小さいお花にすべきです。小さいお花には、胡蝶蘭や観葉植物があります。小さいお花であれば、送り相手も家に持ち帰りやすく、飾っておくことも可能になります。

スタンド花の送り方3:花屋は慎重に選ぼう

スタンド花送り方②

スタンド花を送るなら、お店を慎重に選ばなければなりません。同じ花でも、花屋さんの力によって、花の見え方が異なるからです。

お店を探すときは、花の鮮度が良い店を選びましょう。

鮮度が良い花があるお店の探し方は、人気の高いかを調べることです。人気のあるお店では、花が売れるたびに新しいものを入荷するため、新鮮な花がお店に多く並びます。お客さんの多いお花屋に行けば、鮮度の良い花が手に入る確率が高くなります。

さらに、良い花を求めるなら、フラワーアーティストやデザイナーのいるお店に行きましょう。送り相手のことを話せば、相手に合ったお花にしてもらえます。事前にスタンド花を贈ることを伝えるときに、好みの花や、お店のどこに飾るかなどの情報を聞いておくといいでしょう。

スタンド花の送り方4:立て札はきちんと付けよう

スタンド花には、立て札を付けなければなりません。なぜなら、他の人もスタンド花を送ってきているので、どれがあなたの花かわからなくなるからです。

立て札には、書くことが決まっています。

お祝い事ならば、「御祝」と書くのが一般的になります。それ以外には、「祝開店」、「祝開院」、「初日おめでとうございます」など、相手の行事に合わせた言葉が使われます。そこに、自分の肩書や名前を書いて完成です。弔事の場合は、自分の名前以外に何も書かないのが決まりです。

字の色は、お祝い事の場合、「祝」の文字だけ赤色、それ以外は黒で書きます。弔事のときは、すべて黒文字と決まっています。

立て札には、縦書きと横書きがあります。縦書きのほうが多いですが、どちらで書くかは、好みで選択してください。

相手の名前は、書かなくても構いませんが、書いたほうが「誰から誰への花」なのかがわかりやすくなります。特に、複数の人を同時にお祝いする場では、書いたほうがいいでしょう。

最近は、アルファベットの立て札も登場するなど、書く内容は変わりつつあります。しかし、フォーマルな書き方を覚えておけば、どういった場でも通用します。

スタンド花の送り方5:送る相手によってお花の相場を変えよう

スタンド花送り方③

スタンド花は、送る相手によって相場があります。相手が自分の身内なのか、友人なのか、取引先なのかによって変わり、どんな祝い事や弔事であるのかによっても異なります。

相手の立場や状況を考えて、花を買う必要があります。あまりにも相場よりも安いと、気持ちがないと思われるからです。また、花の種類ごとに意味もあり、別の花を贈った場合、相手を不快にさせる可能性もあります。

相場は、身内に対して贈るものが最も高く、その次に友人になります。心から親しくしていた人、関係の深かった人の順に、相場も高くなっていきます。親しい人間には、普段の気持ちを形で示す必要があるからです。

相手の状況にあった花を選ぶ必要もあります。たとえば、開店のお祝いに送る花なら、華やかで大きい花のほうが、お客さんの目に留まり、お店のスタートダッシュを助けることになります。一方、弔事のときは、控えめな色で葉のほうが目立つ花がいいでしょう。

まとめ

これまでスタンド花を送る際は、より高いものを送ればいいと思っていた人もいるでしょう。しかし、あまりに高すぎるスタンド花は、相手や場所によっては失礼となってしまいます。そのため、送る相手や行う行事によって、スタンド花の種類、大きさ、アレンジを慎重に決める必要があります。

スタンド花を送った自分自身と送られた相手のお互いが、喜び溢れる行事にするために、この記事の内容を参考にして、スタンド花の送り方を学んでください。

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